DAY 2
湯之元セッション:
養生 × Transformation
養生 × Transformation
#地域経営 #ウェルビーイング
#ネイチャーポジティブ
D
湯之元セッション:
養生 × Transformation
養生 × Transformation
「地域企業が向き合う、
人・自然・企業が
互いを『養生』しあう街のデザイン」
(株式会社KOBIRA 代表取締役社長)
永山由高
(日置市長)
田村大
(株式会社リ・パブリック 共同代表)
(明治国際医療大学 教授)
江島美央
(鹿島市役所 政策総務部 DX・ゼロカーボン推進室 室長補佐)
石田陽介
(株式会社ノットワーク 代表取締役社長)
温泉街とともに問い直す、人と自然と企業が互いを育む循環
湯之元は、室町時代から湯治場として人々を癒してきた鹿児島県日置市の温泉街です。今も源泉かけ流しの公衆浴場に地元の人びとが通う一方、人口減少と高齢化で空き家や空き地が増え、街の風景から少しずつ賑わいが失われつつあります。株式会社KOBIRAはこの街で、温泉という癒しの資源を軸に、人の健康、自然の再生、企業の経営が互いに支え合う関係をつくり直す取り組みを、地域の方々やパートナーと共創しています。人にも自然にも養生が備わったとき、この街にはどのような風景が広がっているのか。それが、いま私たちが向き合っている問いです。
温泉街を養生の実験場に変える「猫狐馬ノ杜」
創業115年の地域商社KOBIRAは、湯之元温泉街の一角で、空き地を人と生き物が関わりたくなる杜に育てる猫狐馬ノ杜プロジェクトを進めています。実のなる木を植え、竹を炭にして土に還し、10年単位で環境を再生しながら、鍼灸やハーブ、温泉を組み合わせた地域ぐるみの養生プログラムづくりにも取り組んでいます。行政機能が細っていく時代に、企業が地域の環境と人の健康に責任を持つ経営のかたちを、研究者やデザイナー、行政とともに湯之元から実装しようとしています。
人・自然・企業が自然に健やかになる街をデザインする
目指すのは、人の健康、自然の再生、企業の経営が互いに支え合う街です。この街でただ過ごすだけで人が健康になり、企業を移すと経営に活気が生まれ、時が過ぎるだけで自然が回復していく。そんなデザインが実装された街を作ります。企業が自社の利益を享受しながら自然資本と人の健康を同時に育てる経営を湯之元で実証し、このモデルを他の地域にも広げていきます。人と緑と生業の循環が戻った温泉街に、養生のある風景が当たり前に広がっている。行政と民間、そして訪れる人々が、その風景を共につくる担い手になっている。それが私たちの描く未来像です。
40人とともに描く、養生が備わった街の風景
当日の問いは、この街に養生が備わったとき、どのような風景が広がっているのかです。人と自然、そして企業の養生が備わった街の風景を、外からやってきた40名とともに考えることで、街の未来へのビジョンを具体的に描き、そこに向かうステップを見出す機会にします。当日はまず、現代における養生と、行政と民間が共につくるネイチャーポジティブなまちづくりの実践についてインプットを受けたあと、身体のケアや身体と自然の関わりを感じるワークショップを体験してもらいます。街と自然、企業を五感で感じたうえで、養生を通じてこの街にどんな未来が見えるかを参加者同士で共有し、ビジョンの具体化の出発点にします。
*温泉に入る時間があります。タオル・着替えをご持参ください。街歩きや野草摘みを行うため、歩きやすい靴・服装、帽子や飲み物をおすすめします。食物アレルギーがある方は事前にお知らせください。
参加してほしい人
- 地域で健康やウェルビーイングを事業として立ち上げたい人
- ネイチャーポジティブや環境再生をまちづくりに実装したい人
- 企業や行政の立場から地域の未来づくりに関わっている人