DAY 2
阿久根セッション:
まちづくり × Transformation
まちづくり × Transformation
#リジェネラティブシティ #過疎地域#地方の未来
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阿久根セッション:
まちづくり × Transformation
まちづくり × Transformation
過疎の町が目指すリジェネラティブシティ
石川 秀和(株式会社まちの灯台阿久根 代表取締役)
引地 耕太(クリエイティブディレクター)
林 篤志(株式会社paramita 代表取締役)
鹿児島県の北西部にある阿久根市。山と海に挟まれた人口1万8千人の港町。
魚の水揚げ量の減少と共に人口も減少し、商店街はシャッター通りとなっているが、近年徐々に面白いお店や移住者も増えている。山がありボンタンをはじめとした柑橘類が盛んで、雨が降ると山の養分が海にながれる。すると沿岸部には魚が集まり水揚げ量も多くなる。山と海が密接に関係していると感じられる町だ。山と海に挟まれたこの町をどのように未来へ繋げていくのか。リジェネラティブシティ(環境再生型都市)としてどのような可能性があるのか探究する。
2017年にイワシビルがOPENし、この地域らしさをどのように表現するのかを考えながら取り組んできた。
観光協会が解体されて出来上がった「まちの灯台阿久根」で道の駅阿久根の運営や、港町珈琲焙煎所など様々なお店をリノベーションし、それを見た移住者も増えてきている。
そういった中でこの地域の環境を考えながら新たな大きな動きもでてきている。
未活用市有林×カーボンクレジット×まちづくり
リジェネラティヴ×農業(コンポスト)×オーベルジュ
といったこれから動き出そうとしている事や未来への可能性を共有・模索する。
過疎化が進む中で面白い人達は増えてきている。そういった仲間が集まる事で町は面白くなってくると感じる。
しかし、町が過疎化する中で市や県だけでは解決できない問題が増えてくると、そこにいる人たちは満足する生活ができなくなるかもしれない。
これからの社会の幸福とは何なのか。
その町らしさを残しつつ、自分達にできるリジェネラティブな取り組みとは何なのか。
参加した方々と、この町の未来を想像できたらと思います。