Session

DAY 2
小浜セッション:
道 × Transformation

#村をひらく #暮らしを磨く #小浜の生活圏

マップ

C
小浜セッション:
道 × Transformation

「村をひらき、
小浜の生活圏を編み直す」

ホスト:
有村健弘
(obama village 村長)
有村康弘
(株式会社住まいず 代表取締役)
藤原徹平
(建築家 / 株式会社フジワラテッペイアーキトクツラボ 主宰)
ゲスト:
松場忠
(株式会社石見銀山群言堂グループ 代表取締役社長)
原田祐馬
(UMA / design farm 代表)
石川初
(慶應義塾大学環境情報学部 教授 / ランドスケープアーキテクト)

細りゆく共同体を、次の生活圏へどう編み直すか

霧島市隼人町小浜は、355世帯、人口624人の小さな生活圏です。学校、PTA、自治会、公民館、消防団、伝統芸能、農の共同管理、子ども見守り隊など、地域を支える営みが細りながらも残り、近年は宿や商い、手仕事や食の担い手も少しずつ生まれています。一方で、人口減少と高齢化に加え、豪雨災害や火山由来のリスク、資材・エネルギーの外部依存、若い世代がこの地域で働き、暮らし続けるための経済基盤の弱さが重なっています。いま問われているのは、地域の魅力だけではなく「暮らす地力」です。点在する店やコミュニティを有機的につなぎ、地域の骨格をどう編み直していくのか。その問いのただ中に、小浜はあります。

点在する営みをつなぎ、暮らし続けられる生活圏を育てる

小浜では、obama villageを起点に、一棟貸しの宿「無常」、ナギサセンター、子育てや教育を支える場、移住の動きなど、点在していた営みが少しずつつながり始めています。植物染色、靴づくり、ガラス工芸、食、日常の商いなど、この土地に根ざした多様な生業も息づいています。目指すのは、単なる施設開発ではなく、人と人、人と土地、暮らしと仕事、海と農が無理なく結び直される生活圏です。若い世代がこの土地で働き、商い、子どもを育てながら暮らし続けられる経済と役割の骨格を、小浜から実装していきます。

現実の暮らしの中で、
Transformationを問い直す

小浜は、人口減少や担い手不足という現実の課題と、学校、祭り、防災、農、子どもの見守りなど、今も残る共同体の力が同時に存在する場所です。海と地形、道、暮らしの営みに触れながら歩くことで、Transformationを抽象論ではなく「地域の骨格をどう編み直すか」という具体的な問いとして共有できます。参加者やゲストとの対話を通して、小浜で起きている実践の意味と価値を捉え直し、若い世代が働き、暮らし続けられる経済と役割の骨格を育てる次の行動につなげたいと考えています。あわせて、他地域にも持ち帰れる視点と、共感する人に届く発信の手がかりを生み出したいです。

道を歩き、土地の記憶と暮らしの循環に触れる

小浜の魅力は、海、農地、集落、商い、学校、地域活動が、徒歩圏の中で重なり合っていることです。当日はobama villageを起点に、一棟貸しの宿「無常」、ナギサセンター、地域に根ざした店舗や手仕事の拠点、海へ続く道や集落の路地を歩きます。さらに、バイオジオフィルターや雑草を通した自然循環、地域の道を読み直すワークショップ、小浜の歴史や地形をひもとくフィールドワークなどを通して、土地の記憶と現在の暮らしがどう結び直されているかを体感できる構成を検討しています。

参加してほしい人

  • 人口減少や高齢化を前提に、地域課題を本業へ組み込み、新しい生活圏や事業をつくりたい経営者・自治体職員・地域プレイヤー
  • 建築、ランドスケープ、教育、福祉、食、農、商いなどの分野を越えて、人と場所の関係を編み直したい実践者
  • 自分の地域に残る道、学校、空き家、生業、共同体などの資源を見つめ直し、具体的な次の一歩を持ち帰りたい人